人工知能をめぐる動向と手法
件名や本文の特徴から迷惑メールを自動判定して隔離するスパムフィルタと、健康診断で疾患の疑いがある人を漏れなく抽出する検査システムでは、それぞれ重視すべき評価指標が異なる。両者で重視すべき指標の組み合わせとして正しいものはどれか。
- ✓スパムフィルタでは適合率を重視し、検査システムでは再現率を重視するべきである
- Bスパムフィルタでは再現率を重視し、検査システムでは適合率を重視するべきである
- Cどちらの場面でも正解率のみを重視すればよい
- Dどちらの場面でもAUCの値だけで十分に判断できる
解説
スパムフィルタでは重要なメールを誤って隔離しないこと、すなわち「不良」と判定したものが本当に不良である割合(適合率)が重要になる。一方、疾患の検査では見逃しを避けることが最優先であり、実際の陽性者を漏れなく検出できる割合(再現率)が重要になる。両者の重視すべき指標は場面によって異なり、正解率やAUCだけで一律に判断できるものではない。
根拠シラバス「モデルの選択・評価」