10分でわかるITパスポート
全84問から、出題範囲の骨格が掴める21問だけを抜き出しました。まずはここだけ流して、必要なら全問へ進んでください。
ストラテジ系 7問・マネジメント系 7問・テクノロジ系 7問
SWOT分析で、自社の「強み」「弱み」のように組織の内部環境を評価する要素はどれか。
- ✓Strength と Weakness
- BStrength と Opportunity
- CWeakness と Threat
- DOpportunity と Threat
解説
SWOT分析はStrength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)の4要素からなる。強み・弱みは自社内部の要因、機会・脅威は外部環境の要因を指す。
根拠: ITパスポート試験シラバス ストラテジ系(経営戦略手法・SWOT分析の4要素)
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この21問の内容
出典: オリジナル想定問題(当サイト作成、実際の過去問ではありません)(最終更新 2026-08-29)
SWOT分析で、自社の「強み」「弱み」のように組織の内部環境を評価する要素はどれか。
- ✓Strength と Weakness
- BStrength と Opportunity
- CWeakness と Threat
- DOpportunity と Threat
解説
SWOT分析はStrength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)の4要素からなる。強み・弱みは自社内部の要因、機会・脅威は外部環境の要因を指す。
根拠: ITパスポート試験シラバス ストラテジ系(経営戦略手法・SWOT分析の4要素)
固定費が600万円、変動費率が40%の事業の損益分岐点売上高はいくらか。
- A600万円
- B800万円
- C1,500万円
- ✓1,000万円
解説
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1 − 変動費率)で求める。600万円 ÷ (1 − 0.4) = 600万円 ÷ 0.6 = 1,000万円。
根拠: 管理会計の損益分岐点公式(固定費÷(1−変動費率))
著作権法において、著作権者に無断で行うと原則として著作権侵害となる行為はどれか。
- ✓個人のプログラムを複製して社内で無断配布する
- B私的使用の範囲内で音楽をコピーする
- C図書館で借りた本を自分だけ読む
- D自分で購入したCDを個人で聴く
解説
プログラムは著作権法上の著作物として保護される。私的使用目的の複製は例外的に認められるが、社内で無断配布するような目的外の複製・頒布は著作権侵害にあたる。
根拠: 著作権法30条(私的使用のための複製)およびプログラムの著作物の保護
個人情報保護法における要配慮個人情報に該当するものはどれか。
- A会員の氏名と電話番号
- ✓本人の病歴
- C商品の購買履歴
- D会社の代表電話番号
解説
要配慮個人情報とは、人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪被害の事実など、取扱いによって差別や偏見が生じるおそれのある情報で、取得には原則として本人の同意が必要である。氏名や電話番号、購買履歴は個人情報ではあるが、要配慮個人情報には該当しない。
根拠: 個人情報保護法2条3項(要配慮個人情報の定義)(令和4年4月1日全面施行の改正個人情報保護法)
IoTの活用事例として最も適切なものはどれか。
- A社内の文書を電子化して検索できるようにする
- B表計算ソフトで売上データを集計してグラフ化する
- ✓工場の機械にセンサを取り付け、稼働状況をネットワーク経由で収集して故障を予知する
- D社員向けに情報セキュリティの研修を実施する
解説
IoT(Internet of Things)は、従来はネットワークに接続されていなかった機器にセンサや通信機能を持たせ、データを収集、制御する仕組みである。文書の電子化や表計算による集計は、機器のネットワーク接続を伴わないためIoTとはいえない。
根拠: ITパスポート試験シラバス ストラテジ系(IoTの定義とビジネス活用)
DX(デジタルトランスフォーメーション)の説明として最も適切なものはどれか。
- ✓データとデジタル技術を活用して製品、サービスやビジネスモデルそのものを変革し、競争上の優位性を確立すること
- B紙の帳票をスキャンして電子ファイルとして保存すること
- C既存業務の手順をそのままにシステム化して入力を効率化すること
- D社内のパソコンを最新機種に入れ替えること
解説
DXは、デジタル技術を前提に業務やビジネスモデル、組織そのものを変革して競争優位を確立する取組みを指す。紙の電子化や既存業務のシステム化は、デジタイゼーションやデジタライゼーションと呼ばれる段階で、変革を伴わないためDXとはいえない。
根拠: 経済産業省 デジタルガバナンス・コードおよびDX推進指標におけるDXの定義
ERPパッケージを導入する主な効果として適切なものはどれか。
- ✓会計、販売、在庫、人事などの基幹業務のデータを統合し、経営情報をリアルタイムに把握できる
- BWebサイトへのアクセス状況を分析できる
- C設計図面を三次元で作成できる
- D顧客からの問合せを自動で振り分けられる
解説
ERP(Enterprise Resource Planning)は、企業の経営資源に関わる基幹業務を統合されたデータベース上で一元管理し、部門をまたいだ情報をリアルタイムに把握できるようにする考え方およびそのパッケージである。個別業務の効率化ではなく、全社的な情報の統合が主眼となる。
根拠: ITパスポート試験シラバス ストラテジ系(経営管理システム・ERP)
PDCAサイクルの正しい実施順序はどれか。
- ADo → Plan → Act → Check
- BCheck → Act → Plan → Do
- CAct → Check → Do → Plan
- ✓Plan → Do → Check → Act
解説
PDCAはPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の順に回す継続的改善の手法。改善結果を次のPlanに反映し、サイクルとして繰り返すのが特徴。
根拠: デミングサイクル(PDCA)による継続的改善の枠組み
アジャイル開発の特徴として最も適切なものはどれか。
- A全工程を1回で完了させ、途中変更は行わない
- ✓短い期間(スプリント)で開発とレビューを繰り返し、変化に柔軟に対応する
- Cドキュメント作成のみに特化し、実装は行わない
- D1人の開発者がすべての工程を担当する
解説
アジャイル開発は短いサイクル(スプリント)で計画・実装・レビューを繰り返し、顧客の要望や状況変化に柔軟に対応しながら開発を進める手法。
根拠: アジャイルソフトウェア開発宣言およびスクラムのスプリント反復
WBS(Work Breakdown Structure)の役割として適切なものはどれか。
- ✓プロジェクトの成果物や作業を階層的に分解し、管理しやすい単位にすること
- Bシステムのネットワーク構成を図示すること
- C従業員の評価基準を定めること
- D会計帳簿を作成すること
解説
WBSはプロジェクト全体の作業を、成果物や工程ごとに階層的に分解して一覧化したもの。作業範囲の明確化や進捗管理・コスト見積もりの基礎資料として使われる。
根拠: PMBOKガイド スコープマネジメント(WBSによる作業の階層分解)(第7版(2021))
プロジェクトマネジメントにおける「QCD」が指す3要素はどれか。
- ✓Quality・Cost・Delivery
- BQuick・Change・Data
- CQuality・Culture・Design
- DQuestion・Check・Decision
解説
QCDはQuality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)の頭文字で、プロジェクトを管理する上でバランスを取るべき代表的な3要素とされる。
根拠: ITパスポート試験シラバス マネジメント系(プロジェクトマネジメント・QCD)
システム開発における要件定義の作業として適切なものはどれか。
- Aプログラムの内部構造とモジュール分割を決定する
- B作成したプログラムが仕様どおりに動作するかを検証する
- C本番環境へ移行し、利用者への教育を行う
- ✓利用者の業務上のニーズを整理し、システムに求められる機能や性能を明確にする
解説
要件定義は、利用者や業務側のニーズを整理して、システムが実現すべき機能要件と、性能や信頼性などの非機能要件を明確にする工程である。内部構造の決定は内部設計、動作の検証はテスト工程で行う。
根拠: 共通フレームの要件定義プロセス(機能要件・非機能要件の明確化)(共通フレーム2013)
SLAの説明として適切なものはどれか。
- Aシステムの利用手順を利用者向けにまとめた操作マニュアル
- ✓サービス提供者と利用者の間で、提供するサービスの品質水準を合意して明文化した文書
- C開発したソフトウェアの著作権の帰属を定めた契約書
- D情報セキュリティ対策の基本方針を示した社内規程
解説
SLA(Service Level Agreement)は、稼働率、障害時の復旧目標時間、応答時間といったサービス品質の水準と、未達成時の対応を提供者と利用者の間で合意した文書である。この合意内容を維持、改善していく管理活動をSLM(サービスレベル管理)という。
根拠: JIS Q 20000およびITILにおけるSLA/SLMの定義
ITサービスマネジメントにおけるインシデント管理の主な目的として適切なものはどれか。
- Aインシデントの根本原因を究明し、再発を防止する
- B将来必要となる資源量を予測し、確保する
- C変更作業に伴うリスクを評価し、承認する
- ✓サービスを可能な限り迅速に復旧させ、業務への影響を最小限に抑える
解説
インシデント管理の目的は、原因究明よりもまずサービスを早期に復旧させ、業務への影響を最小化することにある。根本原因を究明して再発を防止するのは問題管理であり、両者は目的が明確に分かれている。
根拠: ITILのインシデント管理(早期復旧と影響最小化、問題管理との区別)(ITIL 4)
2進数「1010」を10進数で表すといくつか。
- ✓10
- B8
- C9
- D12
解説
1010(2) = 1×2^3 + 0×2^2 + 1×2^1 + 0×2^0 = 8 + 0 + 2 + 0 = 10。
根拠: 2進数の位取り記数法(各桁に2のべき乗の重み)
「www.example.com」のようなドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みはどれか。
- ADHCP
- BHTTP
- CFTP
- ✓DNS
解説
DNS(Domain Name System)は、人間が覚えやすいドメイン名と、機器の通信に使われるIPアドレスを対応づける仕組み。DHCPはIPアドレスを自動割り当てする仕組みで役割が異なる。
根拠: DNSの仕様(RFC 1034/1035)による名前解決の仕組み
暗号化と復号に同じ鍵を使う暗号方式はどれか。
- A公開鍵暗号方式
- ✓共通鍵暗号方式
- Cハッシュ関数
- D電子署名
解説
共通鍵暗号方式(秘密鍵暗号方式)は暗号化と復号に同一の鍵を使う方式で、処理は高速だが鍵の受け渡しに注意が必要。公開鍵暗号方式は暗号化用と復号用に異なる鍵を使う方式。
根拠: 暗号方式の分類(共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の鍵の使い方)
電子メールの送信に用いられるプロトコルはどれか。
- APOP3
- ✓SMTP
- CFTP
- DSNMP
解説
SMTPはメールの送信および、メールサーバ間でのメール転送に用いられるプロトコルである。POP3は受信側がメールサーバからメールをダウンロードして受け取るためのプロトコル、FTPはファイル転送、SNMPはネットワーク機器の監視に用いられる。
根拠: 電子メール関連プロトコル(SMTPは送信・転送、POP3は受信)
WebサイトでHTTPSが使われているときに実現されていることとして適切なものはどれか。
- AWebページの表示速度が必ず向上する
- BWebサイトの内容が正しい情報であることが保証される
- ✓通信内容がTLSによって暗号化され、盗聴や改ざんを防止できる
- D利用者のパソコンがマルウェアに感染しなくなる
解説
HTTPSはHTTP通信をTLSで暗号化する仕組みで、通信経路上での盗聴や改ざんを防ぎ、サーバ証明書によって接続先サーバの正当性を確認できる。ただしサイトに掲載された情報の内容の正しさや、端末のマルウェア感染防止までを保証するものではない。
根拠: HTTPS(HTTP over TLS)による通信の暗号化とサーバ証明書による正当性確認
関係データベースの主キーに関する記述として適切なものはどれか。
- ✓表の中の行を一意に識別でき、値の重複と空値(NULL)は許されない
- B他の表の主キーを参照するために設定する列である
- C値の重複は許されるが、空値は許されない
- D検索を高速化するために作成する索引である
解説
主キーは表の各行を一意に識別するための列(または列の組)であり、重複した値をもつことも空値をとることもできない。他の表の主キーを参照する列は外部キー、検索を高速化する索引はインデックスである。
根拠: 関係モデルの実体完全性制約(主キーは一意でNULL不可)と外部キーの区別
ランサムウェアの説明として適切なものはどれか。
- A有用なソフトウェアを装って侵入し、内部で不正な動作を行う
- B利用者のキー入力を記録して外部に送信する
- ✓利用者のファイルを暗号化して使用できない状態にし、復元と引換えに金銭を要求する
- D自分自身を複製して他のコンピュータへ次々と感染を広げる
解説
ランサムウェアは、ファイルの暗号化や端末のロックによって利用を妨げ、復旧と引換えに身代金(ransom)を要求するマルウェアである。有用なソフトを装うものはトロイの木馬、キー入力を記録するものはキーロガー、自己増殖して感染を広げるものはワームである。
根拠: マルウェアの分類(ランサムウェア・トロイの木馬・キーロガー・ワーム)