国際
中東で武力衝突が発生し、多数の民間人被害が生じている事態について、国連安全保障理事会で即時停戦を求める決議案が採決されたが、常任理事国の1か国が拒否権を行使したため決議は成立しなかった。この結果として生じる状況の説明として最も適切なものはどれか。
- ✓安全保障理事会として法的拘束力のある停戦決議を採択することはできないが、総会の緊急特別会合など他の手段による対応が模索されることがある
- B拒否権が行使された場合でも、決議案はそのまま可決されたものとして扱われる
- C拒否権の行使は違法であるため、当該常任理事国は自動的に理事国の資格を失う
- D拒否権が行使されると、事務総長が単独で決議内容と同等の措置を実施できる
解説
常任理事国が拒否権を行使すると安保理決議は成立せず、法的拘束力のある措置を取ることができない。この場合、国連総会の緊急特別会合を開くなど別の枠組みでの対応が試みられることがある。
根拠国連の仕組みと国際情勢(安全保障理事会の意思決定と拒否権の影響)