ボイラーの構造に関する知識
ある工場で蒸気ボイラーを温水ボイラー用途に転用しようとしたところ、構造上そのままでは使用できないことが判明した。蒸気ボイラーと温水ボイラーの構造上の違いとして最も適切なものはどれか。
- A温水ボイラーは蒸気ボイラーよりも高い圧力で運転するため、胴部の肉厚を厚くする必要がある。
- ✓温水ボイラーは本体内を水で満たして運転するため気相部を持たず、圧力の過上昇に対しては安全弁ではなく逃し弁(または逃し管)を用いる。
- C温水ボイラーには給水装置を設ける必要がない。
- D温水ボイラーは安全弁の代わりに火格子を設置して圧力を調整する。
解説
蒸気ボイラーは蒸気を発生させる気相部を本体内に持ち圧力調整に安全弁を用いるが、温水ボイラーは本体内を水で満たして運転するため気相部を持たず、過圧防止には逃し弁や逃し管が用いられる点が構造上の大きな違いである。
根拠二級ボイラー技士試験 学科試験「ボイラーの構造に関する知識」:ボイラーの種類(蒸気ボイラーと温水ボイラーの構造上の違い)