財務諸表分析の基本
A社の自己資本比率は前期35%から当期25%に低下し、同時に負債比率(負債÷自己資本)も上昇した。この変化から読み取れる内容として最も適切なものはどれか。
- A収益性が改善したと直接判断できる
- B1株当たり純資産が必ず増加したと判断できる
- C営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことを意味する
- ✓総資本に占める他人資本(負債)の割合が高まり、財務的な安全性は低下したと考えられる
解説
自己資本比率の低下と負債比率の上昇は、いずれも総資本に占める負債の割合が高まったことを示しており、財務的な安全性が低下したと読み取れる。収益性やキャッシュ・フロー、1株当たり純資産は安全性の指標である自己資本比率・負債比率から直接は判断できない。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 安全性の分析」