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出典: オリジナル想定問題(当サイト作成、実際の過去問ではありません)。公表されている出題範囲に基づく(最終更新 2026-09-07)
貸借対照表が表す情報として最も適切なものはどれか。
- ✓一定時点における企業の財政状態
- B一会計期間における企業の経営成績
- C一会計期間における資金の増減状況
- D一会計期間における株主への配当状況
解説
貸借対照表は決算日等の一定時点における資産・負債・純資産の残高を示し、企業の財政状態を表す。経営成績を表すのは損益計算書、資金の増減状況を表すのはキャッシュ・フロー計算書である。
根拠出題範囲「1.財務諸表の構造や読み方に関する基礎知識 - 財務諸表とは」
ある企業の当期の売上高が8,000万円、売上原価が5,200万円であった場合、売上総利益はいくらか。
- A2,000万円
- B2,600万円
- ✓2,800万円
- D3,200万円
解説
売上総利益=売上高-売上原価=8,000万円-5,200万円=2,800万円となる。
根拠出題範囲「損益計算書の構造と読み方」
損益計算書に表示される次の利益を、算出される順序(上から下)に並べたとき、3番目にくるものはどれか。①営業利益 ②当期純利益 ③経常利益 ④売上総利益
- ✓③経常利益
- B①営業利益
- C②当期純利益
- D④売上総利益
解説
損益計算書は売上総利益→営業利益→経常利益→税引前当期純利益→当期純利益の順に段階的に算出される。設問の4項目を並べると④①③②の順になり、3番目は③経常利益である。
根拠出題範囲「損益計算書の構造と読み方」
営業利益と経常利益の違いに関する説明として最も適切なものはどれか。
- A営業利益は税金を控除した後の利益であるのに対し、経常利益は税引前の利益である
- B営業利益は特別損益を含むのに対し、経常利益は含まない
- ✓営業利益は本業の利益を示すのに対し、経常利益は営業利益に受取利息や支払利息などの営業外損益を加減して算出する
- D営業利益と経常利益は同じ金額になるよう会計基準で定められている
解説
営業利益は本業の儲けを表す利益であり、そこに受取利息・支払利息・受取配当金などの営業外収益・営業外費用を加減したものが経常利益となる。特別損益は経常利益の後、税引前当期純利益の算出段階で加減される。
根拠出題範囲「損益計算書の構造と読み方」
貸借対照表の純資産の部に含まれる項目として最も適切なものはどれか。
- ✓株主資本
- B買掛金
- C短期借入金
- D前受金
解説
純資産の部は株主資本のほか評価・換算差額等、新株予約権などから構成される。買掛金・短期借入金・前受金はいずれも負債の部の項目である。
根拠出題範囲「貸借対照表...の構造と読み方」
経常利益と税引前当期純利益の違いに関する説明として最も適切なものはどれか。
- A税引前当期純利益は経常利益から法人税等を差し引いて算出する
- B経常利益は税引前当期純利益に少数株主損益を加減して算出する
- ✓税引前当期純利益は経常利益に特別利益を加え特別損失を差し引いて算出する
- D両者はまったく同じ内容を表す別名である
解説
税引前当期純利益は、経常的な損益である経常利益に、臨時的・非経常的な特別利益と特別損失を加減して算出される。法人税等を控除するのは、税引前当期純利益から当期純利益を算出する段階である。
根拠出題範囲「損益計算書の構造と読み方」
キャッシュ・フロー計算書における3つの区分を、表示される順序どおりに並べたものはどれか。
- ✓営業活動によるキャッシュ・フロー→投資活動によるキャッシュ・フロー→財務活動によるキャッシュ・フロー
- B財務活動によるキャッシュ・フロー→投資活動によるキャッシュ・フロー→営業活動によるキャッシュ・フロー
- C投資活動によるキャッシュ・フロー→営業活動によるキャッシュ・フロー→財務活動によるキャッシュ・フロー
- D営業活動によるキャッシュ・フロー→財務活動によるキャッシュ・フロー→投資活動によるキャッシュ・フロー
解説
キャッシュ・フロー計算書は、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フローの順に区分表示される。
根拠出題範囲「キャッシュ・フロー計算書の構造と読み方」
前期の売上高が800百万円、当期の売上高が920百万円であった。当期の売上高伸び率(対前期増減率)はいくらか。
- ✓15.0%
- B13.0%
- C87.0%
- D115.0%
解説
伸び率は(当期-前期)/前期×100で求める。(920-800)/800×100=15.0%。13.0%は分母に当期の値を使う誤り、87.0%は前期/当期を計算した誤り、115.0%は当期/前期をそのまま比率として100を引かずに答えた誤りである。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 成長率および伸び率の分析」
流動資産1,500百万円、流動負債1,000百万円であるとき、流動比率は何%か。
- A66.7%
- B50%
- ✓150%
- D1.5%
解説
流動比率は流動資産÷流動負債×100で求める。1,500÷1,000×100=150%。66.7%は分母と分子を取り違えた値、50%は(流動資産-流動負債)÷流動負債を計算した値、1.5%は100倍するのを忘れた値である。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 安全性の分析」
流動比率と当座比率の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ✓当座比率は流動資産から棚卸資産等の換金性の低い資産を除いた当座資産を用いるため、流動比率よりも厳格に短期の支払能力を測定できる
- B当座比率のほうが流動比率よりも緩やかに支払能力を測定する指標である
- C両者は分子・分母とも同じ算式で、単に名称が異なるだけである
- D当座比率は流動資産に固定資産を加えた金額を用いて計算する
解説
当座比率は棚卸資産のように販売しないと現金化できない資産を除いた当座資産で計算するため、流動比率よりも保守的(厳格)に短期支払能力を測る指標となる。他の選択肢は関係が逆であるか、算式の内容が誤っている。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 安全性の分析」
自己資本1,200百万円、負債1,800百万円であるとき、負債比率(負債÷自己資本×100)は何%か。
- A66.7%
- B40%
- ✓150%
- D60%
解説
負債比率は負債÷自己資本×100で求める。1,800÷1,200×100=150%。66.7%は分母と分子を取り違えた値、40%は自己資本÷総資本(自己資本比率)、60%は負債÷総資本を計算した値であり、いずれも算式を混同した誤りである。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 安全性の分析」
B社の売上高は3期連続で増加しているが、当期の売上高伸び率は前期の伸び率よりも小さい値であった。この状態を説明する記述として最も適切なものはどれか。
- ✓売上高は増加を続けているが、その増加のペース(伸び率)は鈍化している
- B当期の売上高は前期に比べて減少に転じた
- C当期の売上高は前期の売上高を下回った
- D3期とも売上高の伸び率はまったく同じであった
解説
売上高が3期連続で増加していることと、伸び率(増加率)が小さくなっていることは矛盾しない。金額自体は増え続けているが、その増加の勢いが鈍っている状態を表している。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 成長率および伸び率の分析」
純資産(自己資本)45億円、発行済株式総数(自己株式控除後)900万株であるとき、1株当たり純資産(BPS)はいくらか。
- A50円
- B450円
- ✓500円
- D5,000円
解説
BPSは純資産÷発行済株式数(自己株式控除後)で求める。4,500,000,000円÷9,000,000株=500円。50円と5,000円は桁を取り違えた値、450円は発行済株式数を1,000万株と誤った場合の値である。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 1株当たり分析」
株価3,000円、EPS150円であるとき、PER(株価収益率)は何倍か。
- ✓20倍
- B0.05倍
- C2倍
- D200倍
解説
PERは株価÷EPSで求める。3,000÷150=20倍。0.05倍は分母と分子を取り違えた値、2倍と200倍は株価やEPSの桁を取り違えた場合の値である。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 1株当たり分析」