ソーシャルワークの基盤と専門職/理論と方法(共通・専門)・社会福祉調査の基礎
ソーシャルワークにおける「問題解決アプローチ」と「エンパワメントアプローチ」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A問題解決アプローチはクライエント自身が本来もつ力を引き出し抑圧的な社会構造への働きかけを重視するのに対し、エンパワメントアプローチはクライエントの問題対処能力の向上のみに焦点を当てる。
- ✓問題解決アプローチはクライエントを問題に対処する主体としてとらえその対処能力(ワーカビリティ)の向上を図るのに対し、エンパワメントアプローチは社会的に抑圧された人々が自らの力や資源を認識し行使できるよう、環境や社会構造への働きかけも含めて支援する。
- C両アプローチはいずれもクライエントの過去の生育歴の分析のみを中心に据える点で共通する。
- D問題解決アプローチは集団のみを対象とし、エンパワメントアプローチは個人のみを対象とする。
解説
パールマンの問題解決アプローチはクライエントの問題対処能力(ワーカビリティ)の向上に主眼を置くのに対し、エンパワメントアプローチは抑圧された人々や集団が自らのパワーを高め、社会構造的な抑圧そのものにも働きかける点に特徴がある。
根拠ソーシャルワークの理論と方法:ソーシャルワークのアプローチ(問題解決アプローチ・エンパワメントアプローチ)