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理論(電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測)

ある技術者が可動コイル形電流計をそのまま正弦波交流回路の電流測定に使用したところ、指針がほとんど振れず正しく測定できなかった。この現象の説明として最も適切なものはどれか。

  • ✓可動コイル形計器の指針は電流の平均値に応じたトルクで動作するため、正弦波交流を加えると平均値がほぼゼロとなり指針がほとんど振れない。
  • B可動コイル形計器は実効値に応動する計器であるため交流でも正しく指示されるはずであり、この現象は計器の故障が原因である。
  • C可動コイル形計器は電流の2乗に比例したトルクを発生するため、交流回路では指針が最大目盛に張り付く。
  • D可動コイル形計器は周波数に応動する計器であるため、周波数が高いと指針が振れなくなる。

解説

可動コイル形計器の駆動トルクは瞬時電流に比例するため、正弦波交流を加えると1周期の平均トルクがほぼゼロになり指針は振れない。交流測定には整流回路を組み合わせた整流形計器が必要となる。

根拠理論科目:電気計測(指示電気計器の動作原理)に関するもの

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