理論(電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測)
あるNPNトランジスタによるエミッタ接地増幅回路で、ベースバイアス抵抗を小さくしてベース電流を過大にしたところ、出力電圧波形の一部が平坦にひずんで観測された。この現象の原因として最も適切なものはどれか。
- A結合コンデンサの容量が過大でローパスフィルタとして働いたため
- ✓動作点がコレクタ飽和領域に移動し、出力波形の一部が飽和によってクリップされたため
- C入力信号の周波数が高すぎたため高域遮断特性により波形がひずんだため
- D電源電圧の極性を誤って接続したため
解説
ベース電流を過大にすると動作点がコレクタ飽和領域寄りに移動し、コレクタ電圧が下限に張り付いて出力波形の一部が平坦にクリップされる。
根拠電気主任技術者試験 一次試験 理論科目 出題範囲(電子理論:トランジスタ増幅回路)