科目A-2(多肢選択式・四肢択一、25問)
ある企業で、退職予定の社員が業務上不要な顧客テーブルに対して大量のSELECT文を深夜に繰り返し実行していたことが、後日の調査で判明した。このような内部不正の早期発見のために、あらかじめ講じておくべき対策として最も適切なものはどれか。
- A全社員に同一の共有アカウントを付与し、管理を簡素化する
- ✓データベースの監査ログ(操作ログ)を取得し、通常業務では想定されない時間帯・件数のアクセスを検知する仕組みを運用する
- Cパスワードの複雑性要件を緩和し、社員が覚えやすくする
- Dバックアップの取得頻度を減らし、ストレージコストを抑える
解説
内部不正の早期発見には、誰がいつどのデータにアクセスしたかを記録する監査ログを取得し、通常業務では想定されない時間帯や件数のアクセスなど異常なアクセスパターンを検知・レビューする仕組みを備えておくことが有効である。共有アカウントの使用はむしろ個人の行為の追跡を困難にし、不正の温床となる。
根拠シラバス「期待する技術水準」データベース管理システムの特性(情報セキュリティ・監査)