労働衛生
じん肺と石綿(アスベスト)による健康障害の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ✓じん肺は粉じんの吸入により肺が線維化する疾患の総称であるが、石綿は肺線維化に加え、中皮腫や肺がんなど発症までの潜伏期間が長い疾患を引き起こす点に特徴がある
- Bじん肺は石綿を吸入した場合にのみ発症する疾患であり、他の粉じんでは発症しない
- C石綿による健康障害は短期間のばく露では発症せず、長期高濃度ばく露以外では一切発症しない
- Dじん肺と石綿による健康障害は、原因・症状・潜伏期間のいずれも同一である
解説
じん肺は各種粉じん(鉱物性粉じん等)の吸入により肺が線維化する疾患の総称であり、石綿はじん肺の原因の一つであるとともに、中皮腫や肺がんのように吸入から発症までの潜伏期間が数十年に及ぶ疾患を引き起こす点が特徴的である。
根拠じん肺法、石綿障害予防規則