行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする)
市立中学校の教員が体育の授業中の指導を誤り、生徒が負傷した場合の損害賠償責任に関する説明として最も適切なものはどれか。
- ✓生徒は、国家賠償法に基づき、当該市に対して損害賠償を請求することができ、教員個人に対しては原則として直接責任を追及できない。
- B生徒は、教員個人に対してのみ民法上の損害賠償を請求しなければならない。
- C学校教育における指導行為は「公権力の行使」に当たらないため、国家賠償法は適用されない。
- D市が国家賠償責任を負うのは、教員に故意がある場合に限られる。
解説
公立学校の教員による授業中の指導は「公権力の行使」に含まれると解されており、公務員が職務上故意又は過失により他人に損害を加えたときは当該地方公共団体が責任を負い、被害者は原則として公務員個人には直接責任を追及できないとされる。
根拠国家賠償法1条1項