テストの基礎
ある金融システムのテストにおいて、過去6か月間に報告された欠陥の約80%が、全体のわずか20%に相当する特定の口座振替モジュールに集中していることが判明した。次期リリースのテスト計画にこの情報を活かす対応として最も適切なものはどれか。
- ✓欠陥の偏在が確認されたモジュールに対して、テストの労力を重点的に配分する
- B欠陥が集中したモジュールは既に十分検証されたとみなし、テストの重点を他のモジュールに移す
- C欠陥集中は偶然の結果に過ぎないため、今後のテスト計画には反映しない
- D欠陥が多いモジュールは品質保証担当者ではなく開発担当者のみが修正すべきであり、テスト対象から除外する
解説
欠陥の偏在(欠陥クラスタリング)の原則では、欠陥は少数のモジュールに集中する傾向があるとされ、過去に多くの欠陥が見つかった箇所には将来も欠陥が潜んでいる可能性が高いため、重点的にテストを行うべきである。
根拠JSTQB Foundation Levelシラバス - テストの原則(欠陥の偏在)