監査論
監査基準における固有リスクと統制リスクに関する記述として正しいものはどれか。
- A固有リスクとは、内部統制によって防止又は発見・是正されないリスクであり、統制リスクとは、関連する内部統制が存在しないと仮定した場合に誤りが生じる可能性である。
- B固有リスクと統制リスクは、監査人が自らの監査手続によって直接低減することができるリスクであり、発見リスクとは異なり企業の内部統制の整備状況に依存しない。
- ✓固有リスクと統制リスクは、企業及びその環境に存在するリスクであり、監査人は内部統制の整備状況等を評価してこれらを識別・評価するが、その大きさを自ら変更することはできない。
- D統制リスクは、経営者が整備した内部統制とは無関係に、取引や会計事象固有の性質によって生じるリスクである。
解説
固有リスクと統制リスクは企業及びその環境に内在するリスクであり、監査人は評価するのみでその水準を変更できない。監査人が自らコントロールできるのは発見リスクである。
根拠監査基準(リスク・アプローチ、監査リスクの構成要素)