監査論
実証手続のうち、詳細テストと分析的実証手続の性質の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- A詳細テストは、財務データ間又は財務データと非財務データとの関係の妥当性を評価する手続であり、分析的実証手続は個々の取引や残高を検証する手続である
- B詳細テストは常に分析的実証手続よりも有効性が高く、全ての監査対象に優先して適用すべきである
- C分析的実証手続は、内部統制が存在しない場合には実施することができない
- ✓分析的実証手続は、財務データ間又は財務データと非財務データとの関係を利用して財務情報を評価する手続であり、変動が予測と異なる場合には追加の調査が必要となる
解説
分析的実証手続は財務データ間や財務・非財務データ間の関係性を利用して情報の妥当性を評価する手続であり、予測との相違が生じた場合には原因の調査が必要となる。詳細テストは個々の取引や残高を直接検証する手続であり、両者は目的・手法が異なる。
根拠日本公認会計士協会 監査基準委員会報告書(実証手続・分析的手続)