管理会計論
設備投資の経済性計算における回収期間法とNPV法の性質の違いに関する記述として正しいものはどれか。
- A回収期間法はキャッシュフローを資本コストで割り引いて評価するのに対し、NPV法は単純な投資額の回収期間のみに着目する
- B回収期間法とNPV法は、いずれの投資案についても常に同一の採否判定を導く
- CNPV法は投資額を回収するまでの期間を算定する手法であり、回収期間法は将来キャッシュフローの現在価値を算定する手法である
- ✓回収期間法は投資額を回収するまでの期間の長短に着目し貨幣の時間価値や回収後に生じるキャッシュフローを考慮しないのに対し、NPV法は将来キャッシュフローを資本コストで割り引いた現在価値に基づき回収後のキャッシュフローや時間価値も考慮して評価する
解説
回収期間法は簡便だが貨幣の時間価値や回収後のキャッシュフローを無視するのに対し、NPV法は将来キャッシュフローを資本コストで割り引いた現在価値により評価するため、両者の経済的合理性には差があり、採否判定が一致しない場合もある。
根拠経営に関する理論及び実務(企業価値評価の理論と実務)