機械要素・機械工作法
鋼板の突合せ溶接において、溶接直後は異常が見られなかったが、数時間後に溶接部近傍で割れ(遅れ割れ)が発生した。原因として最も可能性が高いものはどれか。
- A溶接電流を適正値より低く設定していた。
- B開先角度を規定より大きく取っていた。
- ✓溶接前の予熱が不足しており、溶接金属及び熱影響部に拡散性水素が残留していた。
- D溶接棒を乾燥させずに使用したことで入熱が過大になった。
解説
溶接後しばらくしてから発生する遅れ割れは、予熱不足などにより拡散性水素が溶接金属や熱影響部に残留し、水素脆化を引き起こすことが典型的な原因である。
根拠技能検定 機械加工職種 学科試験科目「機械工作法」(溶接の欠陥と原因)