機械要素・機械工作法
浸炭焼入れと高周波焼入れの性質の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A高周波焼入れは低炭素鋼の表面に炭素を浸透させてから焼入れする方法であり、浸炭焼入れは中炭素鋼の表面を急速加熱・急冷して硬化させる方法である
- B浸炭焼入れと高周波焼入れは、いずれも表面の炭素量を変化させずに焼入れする点で共通している
- C浸炭焼入れは炉内で長時間かけて表面を加熱するのに対し、高周波焼入れは表面の炭素量を大きく増加させる方法である
- ✓浸炭焼入れは低炭素鋼の表面に炭素を浸透させてから焼入れする方法であり、高周波焼入れは中炭素鋼などの表面を誘導加熱により急速加熱・急冷して硬化させる方法である
解説
浸炭焼入れは低炭素鋼の表面に炭素を拡散浸透させて硬化層を形成する方法、高周波焼入れは中炭素鋼などの表面を誘導加熱で急速加熱し急冷して硬化させる方法であり、炭素量の変化の有無が両者の本質的な違いである。
根拠金属熱処理職種(浸炭・浸炭窒化・窒化処理作業、高周波・炎熱処理作業)シラバスの基本的熱処理方法に関する知識