設備診断作業
転がり軸受の振動スペクトルでは異常の兆候が明確に現れず、通常のFFT分析では損傷の判別が困難であった。高周波成分を抽出しその振幅変動を復調して低周波域に現れる周期性を解析したところ、軸受の損傷周波数に一致する成分が検出された。この処理の名称として正しいものはどれか。
- Aオーバーオール値処理
- Bトレンド処理
- C位相分析処理
- ✓エンベロープ処理(包絡線処理)
解説
軸受の初期損傷は高周波の共振域に微小な衝撃振動として現れるため、包絡線(エンベロープ)処理により振幅変調成分を復調し、損傷周波数を明確化する手法が用いられる。
根拠機械保全技能検定 設備診断作業 学科試験範囲:軸受診断技術(測定データの解析および判定)