設備診断作業
ある歯車減速機の振動スペクトルを分析したところ、歯数と回転数から算出されるかみ合い周波数の両側に、回転周波数と等間隔のサイドバンド(側帯波)が多数発生していた。この現象から推定される異常として、最も適切なものはどれか。
- A電動機の巻線絶縁劣化が疑われる
- B配管の共振現象が発生している
- ✓歯車の摩耗や偏心、歯欠けなどによる歯車の周期的な異常が疑われる
- D軸受のグリース不足のみが原因であり歯車には異常がない
解説
かみ合い周波数の両側に回転周波数間隔でサイドバンドが多数発生する現象は、歯車の摩耗、偏心、歯欠けなど歯車自体に起因する周期的な負荷変動によって生じる典型的な異常兆候である。
根拠機械保全技能検定 設備診断作業 学科試験範囲:振動診断技術(歯車の測定データの解析および判定)