科目B-2(論述式)
あるプロジェクトで2名のメンバー間に技術的な見解の相違が生じた際、プロジェクトマネージャは対立点そのものには深入りせず、双方が既に一致している「納期を守りたい」という共通の目標を強調してその場の緊張を緩和したが、根本的な意見の相違自体は解決されないまま残った。この対応はどの対立解消技法に該当するか。
- A協力(コラボレーション):対立の根本原因を掘り下げ、双方が納得できる解決策を共同で作り出す
- B強制(指示):自らの権限を行使して一方の主張を採用し対立を収束させる
- C撤退・回避:対立の解決を先送りし、時間を置いてから話し合う
- ✓宥和(和らげる):対立点よりも双方が一致している共通の関心事を強調し、その場の緊張を緩和する
解説
共通の関心事を強調して表面的な緊張を和らげ、根本原因の解決は先送りする対応は「宥和(Smoothing)」に該当する。協力は根本原因の解決、強制は権限行使、撤退は議論自体の先送りであり、いずれも本事例とは異なる。
根拠プロジェクトマネージャ試験シラバス - 資源マネジメント(コンフリクトマネジメント技法)