土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令
契約の「解除」と「取消し」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A解除も取消しも、いずれも契約締結時に遡って法律行為の効力が生じなかったことになる点で異ならない
- ✓解除は債務不履行等を理由に契約関係を消滅させる制度であり、取消しは制限行為能力や意思表示の瑕疵を理由に法律行為の効力を失わせる制度である
- C取消権は当事者が自由に行使期間を定めることができるが、解除権には行使期間の制限が一切ない
- D解除も取消しも、行使できる者は契約の当事者に限られ、第三者が行使することはできない
解説
解除は主に債務不履行等を理由として契約関係を消滅させる制度であるのに対し、取消しは制限行為能力・詐欺・強迫等の意思表示の瑕疵を理由として法律行為を初めから無効なものとする制度であり、発生原因が異なる。
根拠民法(契約の解除・取消し)第540条以下、第120条以下