ネットワーク・暗号・認証等のセキュリティ対策技術
共通鍵暗号のブロック暗号における利用モードのうち、CBC(Cipher Block Chaining)モードの特徴に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ✓直前の暗号文ブロックと平文ブロックのXORを取ってから暗号化するため、暗号文の1ビットが伝送中に破損すると、対応する復号後の平文ブロックとその次のブロックの対応するビットに影響が及ぶ。
- B各ブロックを独立に暗号化するため、同一平文ブロックは常に同一暗号文ブロックとなる。
- C鍵ストリームを平文とXORするだけの方式であり、暗号化と復号が同一の演算になる。
- Dブロックごとに異なる鍵を生成して暗号化するため、鍵管理コストが他のモードより高い。
解説
CBCモードは前段の暗号文ブロックと平文ブロックをXORしてから暗号化するため、暗号文の1ブロックに誤りが生じると復号時に該当ブロックの平文が破壊され、XORの性質上、直後の1ブロックにも影響(ビット誤りの伝搬)が及ぶ。同一平文が常に同一暗号文になるのはECBモードの特徴である。
根拠シラバス「暗号技術」共通鍵暗号の利用モード(ECB、CBCなど)。