ネットワーク・暗号・認証等のセキュリティ対策技術
ファイアウォールの実装方式のうち、ステートフルインスペクション型とアプリケーションゲートウェイ型の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- Aステートフルインスペクション型は通信を必ずプロキシとして中継するため、クライアントとサーバの間で直接コネクションが張られることはない。
- Bアプリケーションゲートウェイ型は、パケットのヘッダ情報のみを検査し、アプリケーション層のデータは検査しない。
- ✓ステートフルインスペクション型は、TCP/UDPなどのヘッダ情報とコネクションの状態を基にパケットを許可・遮断するのに対し、アプリケーションゲートウェイ型は通信をアプリケーション層で終端し、内容を解析した上で中継する。
- D両方式とも通信内容の中継は行わず、パケットの通過可否のみを判定する点で共通している。
解説
ステートフルインスペクション型はコネクションの状態(セッション)を保持しながらパケットヘッダを基に通過の可否を判定する。一方、アプリケーションゲートウェイ(プロキシ)型は通信をアプリケーション層で一旦終端し、内容を解析した上で新たなコネクションとして中継するため、より詳細な制御が可能だが処理負荷は高くなる。
根拠シラバス「ネットワーク、データベースに関する知識をもち、暗号、認証、フィルタリング、ロギングなどの要素技術を適用できる。」ファイアウォールの方式。