ネットワーク・暗号・認証等のセキュリティ対策技術
侵入検知システム(IDS)における検知方式のうち、シグネチャ型(パターンマッチング型)とアノマリ型(異常検知型)の違いに関する記述として最も適切なものはどれか。
- Aアノマリ型は既知の攻撃パターンとの一致を検知するため誤検知(過検知)が少ない。
- Bシグネチャ型は正常な通信のベースラインを学習してから運用を開始する必要がある。
- Cアノマリ型は新しい攻撃手法が登場するたびに検知ルールを追加登録しなければならない。
- ✓シグネチャ型は既知の攻撃パターンをデータベースと照合して検知するため未知の攻撃を検知しにくいが、アノマリ型は正常な通信の振る舞いから外れた通信を検知するため、既知でない攻撃も検知できる可能性がある。
解説
シグネチャ型は既知の攻撃の特徴(パターン)をデータベース化して照合するため、未知の攻撃(ゼロデイ攻撃など)への対応が弱い。アノマリ型は正常時の通信の統計的な特徴から逸脱する通信を検知するため未知の攻撃も検知しうるが、正常な通信を誤って検知する(誤検知)割合が高くなりやすい。
根拠シラバス「情報セキュリティの動向・事例、及びセキュリティ対策に関する知識をもち、セキュリティ対策を対象システムに適用するとともに、その効果を評価できる。」IDS・IPS。