医学知識及び心理学
強迫性障害と強迫性パーソナリティ障害の違いに関する記述として最も適切なものはどれか。
- A強迫性障害は人格の持続的な偏りであり、強迫性パーソナリティ障害は急性に発症する不安症状である
- ✓強迫性障害は自我違和的な強迫観念・強迫行為を特徴とするのに対し、強迫性パーソナリティ障害は秩序や完璧主義へのこだわりが自我親和的である
- C両者は同一の疾患であり、診断名が異なるだけである
- D強迫性パーソナリティ障害では幻覚妄想が必発するが、強迫性障害ではみられない
解説
強迫性障害は本人が不合理と自覚しながらも抑えられない観念や行為(自我違和的)を特徴とするのに対し、強迫性パーソナリティ障害は秩序や完璧主義への固執が本人の価値観と一致した性格傾向(自我親和的)として現れる点で区別される。
根拠精神保健福祉士国家試験出題基準:医学知識及び心理学-パーソナリティ障害と不安症群の鑑別