精神保健福祉の理論と相談援助の展開
長期入院を経て退院した統合失調症の男性が、症状は残存しているものの「自分らしい生活を取り戻したい」と語り、就労継続支援事業所の利用を始めた。この男性の変化を支える考え方として最も適切なものはどれか。
- A医学モデルに基づき、症状の完全な消失を唯一の支援目標とする。
- B施設への再入院を前提とした保護的な管理を継続する。
- ✓リカバリー概念に基づき、本人が症状の有無にかかわらず希望や意味を見出しながら主体的に人生を再構築する過程を支える。
- D疾病の治癒のみを目標とした薬物治療の継続を最優先とする。
解説
リカバリーとは、症状の完全な消失を前提とせず、本人が希望や意味を見出し主体的に自分らしい生活を再構築していく過程を重視する概念であり、本事例の男性の語りに合致する。
根拠精神保健福祉の理論と相談援助の展開:リカバリー概念