脅威と脆弱性
経理部門に勤務するある社員が、退職を間近に控えた時期に、通常の業務範囲を超えて大量の顧客情報を外部記憶媒体にコピーしている記録がアクセスログから確認された。情報セキュリティリーダーが最初に取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- A直ちに本人のアカウントを削除し、業務用PCを廃棄する
- ✓ログなどの記録を保全した上で、上長や関連部署と連携し事実関係を確認する
- C本人に対しその場で直接コピーの目的を問いただし、口頭で注意するだけにとどめる
- D特に問題がないと判断し、通常どおりの退職手続きを進める
解説
内部不正の疑いがある場合は、まず証拠となるログ等を保全した上で、関連部署と連携して事実関係を慎重に確認することが適切である。証拠となりうる機器の廃棄や本人への直接追及は、証拠隠滅や労務上のトラブルを招く恐れがある。
根拠シラバス「内部不正などの情報セキュリティインシデントの発生を未然に防止する」(脅威:内部不正)