情報セキュリティマネジメントの全問題一覧
脅威と脆弱性
- ある社員が業務メールを装った添付ファイルを開封したところ、PCの動作が急に重くなり、外部の不審なIPアドレスへの通信が頻発していることに気付いた。この状況で情報セキュリティリーダーが最初に取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- Webアプリケーションの検索フォームに利用者が入力した文字列をそのままSQL文の一部として組み込んで実行していたところ、攻撃者が特殊な文字列を入力することでデータベースの内容を不正に取得できた。この事象を引き起こした脆弱性として最も適切なものはどれか。
- 利用中のソフトウェアに未公表の脆弱性を突く攻撃が確認され、開発元からの修正プログラムがまだ提供されていない状況(いわゆるゼロデイ攻撃)である。このときの対応として最も適切なものはどれか。
- 4桁の数字のみで構成されるPINコード(0000〜9999の10,000通り)を、1秒間に1,000通り試行できる自動化ツールで総当たり攻撃した場合、全通りを試行し終えるまでに要する最大時間はどれか。
- ある企業において、特定の脅威が年間に3回発生すると想定され、1回の発生あたりの被害額が200万円と見積もられている場合、年間予想損失額(ALE)はどれか。
- 組織内のPCがランサムウェアに感染したことが判明した際の対応手順として、最も適切な順序はどれか。
- 利用中のソフトウェアに関する新たな脆弱性情報が公開された際の対応手順として、最も適切な順序はどれか。
- 情報セキュリティにおける「脅威」と「脆弱性」の違いに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- サイバー攻撃のうち、DoS攻撃とDDoS攻撃の違いに関する記述として最も適切なものはどれか。
- 人の心理的な隙や行動の錯誤を突いて、パスワードなどの重要情報を不正に入手する行為の名称として最も適切なものはどれか。
- 経理部門の担当者が、取引先の担当者名を装った電子メールで「振込先口座が変更になった」との連絡を受け、記載された新口座への振込を実行しようとしている。この状況で担当者が振込の実行前に取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- マルウェアの分類における「コンピュータウイルス」と「ワーム」の性質の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 「フィッシング」と「スピアフィッシング」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 攻撃者が脆弱なWebサイトの入力フォームなどを利用して悪意のあるスクリプトを埋め込み、そのページを閲覧した利用者のブラウザ上でスクリプトを実行させることで、Cookie情報の窃取や偽の画面表示を引き起こす攻撃はどれか。
- 出張中の社員が空港の無料公衆無線LANに接続して社内システムにログインしたところ、後日、そのアカウントで身に覚えのない操作履歴が確認された。攻撃者が通信経路上で情報を盗聴・改ざんしていたと推定されるこの攻撃手法として最も適切なものはどれか。
- 社内サーバへの不正アクセスの痕跡を発見した際に、証拠保全と原因究明を目的として最初に行うべき対応として最も適切なものはどれか。
- 英大文字(A〜Z、26種類)のみで構成される3桁のパスワードに対し、1秒間に200通り試行できる自動化ツールで総当たり攻撃を行う場合、全通りを試行し終えるまでに要する最大時間はどれか。
- 脆弱性の深刻度を、攻撃の難易度や影響範囲などの基準に基づいて数値化し、組織間で共通の尺度による比較を可能にする評価手法はどれか。
- パスワードクラッキングにおける「ブルートフォース攻撃」と「辞書攻撃」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ある企業が利用するソフトウェア開発委託先の開発環境が攻撃者に侵害され、そこで作成された正規のアップデートプログラムにマルウェアが混入された状態で自社に配布され感染が広がった。この一連の攻撃手法の名称として最も適切なものはどれか。
- 経理部門に勤務するある社員が、退職を間近に控えた時期に、通常の業務範囲を超えて大量の顧客情報を外部記憶媒体にコピーしている記録がアクセスログから確認された。情報セキュリティリーダーが最初に取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- 攻撃者が5,000語からなる辞書ファイルを用いて、1秒間に50通りのログイン試行が可能な自動化ツールでパスワードクラッキングを行う場合、辞書内の全ての単語を試行し終えるまでに要する最大時間はどれか。
- 組織が保有する情報システムに対して脆弱性対応を行う場合の一般的な手順として、次の4つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①脆弱性スキャンツールなどで脆弱性を検出する ②対象となる情報資産を洗い出し管理台帳を整備する ③検出された脆弱性のリスクを評価し対応の優先順位を決定する ④優先順位に基づき修正プログラムを適用する)
- 社内システムで不正アクセスの痕跡が発見された際、原因究明のためにデジタルフォレンジックを実施する場合の一般的な手順として、次の3つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①証拠となるログやデータを改ざん・消失しないよう保全する ②保全したデータを解析し、侵入経路や被害範囲を特定する ③解析結果を報告書としてまとめ、経営層や関係部署に報告する)
- 特定の組織を標的として長期間にわたり潜伏しながら情報窃取を試みる標的型攻撃(APT攻撃)と、不特定多数に対して同一のマルウェアを大量に送りつけるばらまき型攻撃との違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- Webにおける攻撃手法である「クリックジャッキング」と「CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 攻撃者を誘引するために、脆弱性を持つように見せかけたシステムを意図的に設置し、侵入の手口や攻撃者の挙動を観察・分析するために用いられる仕組みを何と呼ぶか。
- 社内サーバへの不正アクセスが疑われる通信ログが検知された。証拠保全を終えた後、原因究明のために次に行うべき対応として最も適切なものはどれか。
- 自社が公開しているWebサーバに対して、複数の送信元から大量のアクセスが集中し、正規利用者がサービスを利用できない状態が続いている。DDoS攻撃を受けていると判断した場合の初動対応として最も適切なものはどれか。
- 攻撃者が、標的とする組織の従業員が頻繁に閲覧するWebサイトを事前に調査し、そのサイトを改ざんしてマルウェアを仕込むことで、閲覧した従業員のPCを感染させる手法を何と呼ぶか。
情報セキュリティ管理
- ある企業がリスクアセスメントにおいて、情報資産Xに対する脅威の発生可能性を5段階評価で「4」、その脅威が顕在化した場合の影響度を5段階評価で「3」と評価した。発生可能性と影響度の積によってリスク値を算出する方式を採用している場合、情報資産Xのリスク値はどれか。
- 日曜日にフルバックアップを取得し、月曜日から土曜日まで毎日、前日からの変更分のみを記録する増分バックアップを取得している。水曜日の終業時点の状態にシステムを復旧させたい場合、復旧に必要なバックアップデータは何世代分か。
- 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)におけるPDCAサイクルに基づき、次の4つの活動を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①監視・監査を行い、対策の有効性を評価する ②情報セキュリティ方針や目標を策定し、実施計画を立てる ③評価結果に基づき是正処置を実施し、次期計画へ反映する ④策定した計画に基づき情報セキュリティ対策を導入・運用する)
- 情報システムにおける「認証」と「認可」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 暗号方式における「共通鍵暗号方式」と「公開鍵暗号方式」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ある企業が、情報漏えいによる損害賠償リスクに備えてサイバー保険に加入する一方、リスクの大きい特定の新規事業への参入自体を取りやめた。前者と後者のリスク対応のとり方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 新たに配属された社員に対して、業務上必要な範囲を超えて全社員の人事評価データにアクセスできる権限が付与されていたことが判明した。このとき是正すべき考え方として最も適切なものはどれか。
- 自社の顧客データ処理業務を外部の事業者に委託するにあたり、情報セキュリティリーダーが委託先選定時及び契約時に確認・実施すべき事項として最も適切なものはどれか。
- 組織における情報セキュリティポリシーの一般的な構成に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ある企業の経理部門では、同一の担当者が支払申請の起票、承認、実際の振込処理までを一貫して行っていることが判明した。この状況で是正すべき考え方として最も適切なものはどれか。
- あるシステムのMTBF(平均故障間隔)が480時間、MTTR(平均修理時間)が20時間であるとき、このシステムの稼働率として最も近いものはどれか。
- 事業継続計画(BCP)を策定する際の一般的な手順として、次の4つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①復旧目標時間(RTO)や復旧目標時点(RPO)を設定する ②事業影響度分析(BIA)を実施し、優先的に復旧すべき重要業務を特定する ③重要業務の中断による影響やリスクを想定した対策を計画・実施する ④計画の実効性を検証するため、訓練を実施し継続的に見直す)
- 情報セキュリティにおけるリスク対応のうち、「リスク低減」と「リスク保有」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ある企業がマーケティング目的で、保有する顧客の個人データを提携先企業に提供しようとしている。この場合に情報セキュリティリーダーが確認すべき事項として最も適切なものはどれか。
- 事業継続計画(BCP)と事業継続マネジメント(BCM)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 情報セキュリティ監査を実施する際の一般的な手順として、次の4つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①監査計画を策定し、監査対象範囲を明確にする ②監査を実施し、証拠となる資料や記録を収集・評価する ③監査結果を監査報告書としてまとめ、被監査部門及び経営層に報告する ④指摘事項に対する改善状況をフォローアップする)
- 不正競争防止法において法的保護の対象となる「営業秘密」として認められるための要件に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ある情報資産について、機密性を3段階評価で「2」、完全性を3段階評価で「3」、可用性を3段階評価で「1」と評価し、これらの評価値のうち最大値をその情報資産の重要度とする方式を採用している場合、この情報資産の重要度はどれか。
- ある企業が全社員を対象に標的型攻撃メール訓練を実施したところ、一部の社員が訓練メールの添付ファイルを開封したことが判明した。この結果を受けて情報セキュリティリーダーが取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- 情報セキュリティにおける「真正性」と「否認防止」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- アクセス制御方式における「任意アクセス制御(DAC)」と「強制アクセス制御(MAC)」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ある企業がSaaS型のクラウドサービスを利用して顧客管理システムを運用している。このサービスにおける利用者アカウントの権限設定や入力データの管理について、責任共有モデルの考え方に基づき利用企業側が実施すべき対応として最も適切なものはどれか。
- あるシステムの年間稼働率が99.9%であるとき、このシステムの年間の許容停止時間として最も近いものはどれか。ただし、1年を365日(8,760時間)とする。
- 組織における特権ID(管理者権限を持つアカウント)の管理に関して、次の4つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①利用申請に基づき権限を審査し承認する ②承認された権限をアカウントに付与する ③利用状況を記録し、定期的にログを監視する ④利用終了後、不要となった権限を速やかに削除する)
- 情報システムへのアクセス制御における一般的な処理の流れとして、次の3つの処理を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①利用者がIDを入力し、システムが利用者を識別する ②パスワードや生体情報などにより本人であることを確認する認証を行う ③認証された利用者に対し、あらかじめ定められた権限の範囲内で資源へのアクセスを許可する認可を行う)
- これまでID・パスワードのみで社内システムへのログインを許可していた企業で、フィッシング詐欺によりパスワードが窃取され不正ログインが発生した。再発防止策として最も適切なものはどれか。
- 中小企業などが情報セキュリティ対策に自ら取り組むことを自己宣言する、IPAが運営する「SECURITY ACTION」制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 日曜日にフルバックアップ(50GB)を取得し、月曜日から土曜日まで毎日2GBずつの増分バックアップを取得する運用を行っている場合、1週間分(日曜日〜土曜日)のバックアップデータの総容量として最も近いものはどれか。
- ある社員が、会社が許可していない個人契約のオンラインストレージサービスに業務資料を無断でアップロードして利用していたことが判明した。情報セキュリティリーダーが最初に取るべき対応として最も適切なものはどれか。
技術的対策
- ファイアウォールにおけるパケットフィルタリング型とWebアプリケーションファイアウォール(WAF)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 在宅勤務の従業員が自宅のインターネット環境から社内システムに安全にアクセスできるようにするため、情報セキュリティリーダーが技術的対策として導入を検討すべきものとして最も適切なものはどれか。
- ICカードやセキュリティモジュールなどにおいて、内部に格納された重要情報が外部から解析・改ざんされにくい性質を表す用語として、最も適切なものはどれか。
- 1台500GBのハードディスク5台を用いてRAID5を構成した場合、実効データ容量として最も近いものはどれか。
- 不正侵入検知システム(IDS)と不正侵入防止システム(IPS)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- クラウド型の勤怠管理サービスへの不正ログイン被害が複数の企業で報告されている状況を受け、自社でも同サービスをID・パスワードのみで利用していることが判明した。情報セキュリティリーダーが技術的対策として最初に検討すべきものとして最も適切なものはどれか。
- 入力データから固定長の値を生成し、同じ入力からは常に同じ値が得られる一方、その値から元の入力データを復元することが計算量的に困難な関数を何と呼ぶか。
- 電子文書に対してディジタル署名を付与し、受信者がその真正性を検証する際の一般的な処理手順として、次の4つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①送信者が文書のハッシュ値を算出する ②算出したハッシュ値を送信者の秘密鍵で暗号化し署名を生成する ③受信者が送信者の公開鍵で署名を復号しハッシュ値を得る ④受信者が受信した文書から算出したハッシュ値と復号したハッシュ値を比較する)
- 生体認証における本人拒否率(FRR)と他人受入率(FAR)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 自社が外部に公開するWebサーバについて、内部ネットワークとは論理的に分離した区画に設置し、外部からの不正アクセスが内部ネットワークへ波及しないようにする構成を検討している。この目的に最も適した技術的対策はどれか。
- 従来型のアンチウイルスソフトとEDR(Endpoint Detection and Response)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 組織内の機密情報や個人情報が、電子メールの送信や外部媒体へのコピーなどを通じて外部へ持ち出されることを検知・防止する仕組みを何と呼ぶか。
- システム開発のライフサイクルにセキュリティ対策を組み込む場合の一般的な手順として、次の4つの作業を実施すべき順序に並べたとき、最も適切なものはどれか。(①実装したプログラムに対して脆弱性診断やセキュリティテストを実施する ②要件定義段階でセキュリティ要件を明確化する ③設計段階でセキュアな設計方針を反映する ④セキュアコーディング規約に基づき実装を行う)
- 脆弱性診断とペネトレーションテストの違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 社内で使用している無線LANアクセスポイントが、脆弱性が指摘されているWEP方式による暗号化のまま運用されていることが判明した。情報セキュリティリーダーが取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- 「社内ネットワークだから安全」という従来の境界防御の考え方を前提とせず、内部・外部を問わずすべての通信・アクセスを検証し、都度認証・認可を行う考え方を何と呼ぶか。
- 社外に持ち出していた会社支給のスマートフォンを紛失した社員から報告を受けた。情報セキュリティリーダーが被害拡大防止のためにあらかじめ導入しておくべき技術的対策として最も適切なものはどれか。
- アプリケーション実行制御における「ホワイトリスト方式」と「ブラックリスト方式」の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 社内システムのアクセスログが1日あたり平均200MB生成され、社内規程により120日間保存する必要がある場合、必要となるログ保存容量として最も近いものはどれか。