科目A-1(多肢選択式)
システム監査人が、アクセスログの分析結果とシステム管理者への口頭でのヒアリング結果のみに基づいて「アクセス制御は適切に運用されている」との監査意見を形成しようとしている。この監査手続に関する指摘として最も適切なものはどれか。
- Aログ分析とヒアリングの両方を実施しているため、監査証拠として十分であり問題ない
- B口頭のヒアリングは監査証拠として一切採用できないため、直ちに監査意見を撤回すべきである
- Cヒアリング結果は必ず監査対象部門の書面による確認を得なければ利用できない
- ✓より客観性の高い証拠(アクセス権限設定の実査や承認記録の確認等)と組み合わせて心証を形成する必要があり、限られた証拠のみに基づく判断は妥当性が不足するおそれがある
解説
監査意見は複数の監査証拠を組み合わせて合理的な心証を形成した上で表明する必要がある。口頭のヒアリングやログの傾向のみに依拠するのではなく、権限設定の実査や承認記録の確認など、より客観性の高い証拠と組み合わせて評価することが求められる。
根拠システム監査基準(監査証拠の入手と評価)