構造
ある鉄骨造事務所ビルにおいて、大梁中央部に設計供用時の過大なたわみが生じ、床の振動障害が発生した。この事象への対策として最も適切なものはどれか。
- A梁の許容曲げ応力度のみを再確認し、断面はそのまま維持する
- ✓梁の曲げ剛性(ヤング係数×断面二次モーメント)を増大させ、たわみを抑制する
- C梁端部の接合形式をピン接合から剛接合に変更するだけで対応する
- D柱の軸方向剛性を高めることでたわみを低減する
解説
梁のたわみは曲げ剛性EI(ヤング係数×断面二次モーメント)に反比例するため、断面を大きくするなどしてEIを増大させることが直接的な対策となる。応力度の照査だけでは剛性(変形)の問題は解決しない。
根拠一級建築士試験 学科Ⅳ(構造) - 鉄骨構造(たわみ・剛性の検討)