構造
許容応力度等計算(ルート1・2)と保有水平耐力計算(ルート3)の構造設計上の違いに関する記述として最も適切なものはどれか。
- A許容応力度計算は建物の終局耐力を検証するのに対し、保有水平耐力計算は部材の弾性限界のみを検証する
- B両者は検証内容が同一であり、計算方法の違いのみである
- C保有水平耐力計算は低層建物にのみ適用され、許容応力度計算は高層建物にのみ適用される
- ✓保有水平耐力計算は部材が弾性範囲を超えた塑性域での挙動を考慮し建物全体の終局耐力を検証するのに対し、許容応力度計算は部材が弾性範囲内に収まることを検証する
解説
許容応力度計算は部材が弾性範囲内に収まるよう各部材の応力度を検証するのに対し、保有水平耐力計算は部材の塑性化後の挙動や靭性を考慮して建物全体としての終局的な水平耐力を検証する点が本質的に異なる。
根拠構造:建築基準法令上の構造計算(許容応力度計算と保有水平耐力計算の違い)