工業簿記
直接原価計算と全部原価計算に関する記述として最も適切なものはどれか。
- ✓生産量が販売量を上回る場合、固定製造間接費の一部が棚卸資産として繰り延べられるため、全部原価計算による営業利益は直接原価計算による営業利益より大きくなる。
- B全部原価計算では変動費と固定費を区別せず製品原価を計算するため、CVP分析には全部原価計算の方が適している。
- C直接原価計算では固定製造間接費を製品原価に算入し、変動製造間接費のみを期間費用として処理する。
- D生産量と販売量が一致する場合であっても、直接原価計算と全部原価計算による営業利益には必ず差異が生じる。
解説
全部原価計算は固定製造間接費を製品原価に含めるため、生産量が販売量を上回ると固定費の一部が棚卸資産として繰り延べられ、その分だけ全部原価計算の営業利益が直接原価計算より大きくなる。CVP分析には固定費と変動費を分離する直接原価計算が適している。
根拠出題区分表(工業簿記):直接原価計算と全部原価計算による営業利益の差異、CVP分析