財務諸表分析の基本
D社は前期に比べ売上高が10%増加したが、1人当たり売上高は5%しか増加しなかった。この理由として最も適切なものはどれか。
- A従業員数が売上高の増加率以上に減少したため
- B平均給与が上昇したため
- ✓従業員数も、売上高の増加率を下回るペースで増加したため
- D棚卸資産回転率が上昇したため
解説
1人当たり売上高は売上高÷従業員数であるため、売上高の増加率(10%)より1人当たり売上高の増加率(5%)が小さいということは、分母である従業員数も増加した(ただし売上高ほどの増加率ではない)ことを意味する。従業員数が減少していれば1人当たり売上高は10%を上回って増加するはずであり、平均給与や棚卸資産回転率は1人当たり売上高の算式に含まれない。
根拠3級シラバス「2.財務諸表の基本的な分析 - 1人当たり分析」