ビジネスコンプライアンスと法・ルール
家電製品の製造業者が、設計上の欠陥により発火事故を起こした製品について、製造物責任法に基づき損害賠償責任を負うかどうかを検討している。製造物責任法の特徴として、最も適切なものはどれか。
- A被害者は民法の不法行為責任と同様に、製造業者の過失を立証しなければならない
- B製造物責任法は、製品の欠陥の有無にかかわらず、事故が発生した事実のみで製造業者の責任を認める
- C製造物責任法の対象は、不動産を含むあらゆる財産である
- ✓被害者は製造業者の故意または過失を立証する必要がなく、製品に欠陥があったことを立証すれば足りる
解説
製造物責任法は被害者保護のため、製造業者の過失ではなく製品の「欠陥」の存在を立証すれば責任を追及できる制度であり、民法上の過失責任とは異なる。対象は動産である製造物に限られる。
根拠製造物責任法の趣旨・制度