資格スワイプ
ビジネスコンプライアンスと法・ルール

週刊誌が、ある企業の役員について、本人の同意なく私生活上の病歴を実名で報道した場合に問題となりうる法的概念に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • A名誉毀損は私生活上の事実の公開それ自体を問題とするものであり、社会的評価の低下は要件とならない
  • ✓名誉毀損とプライバシー侵害は要件・保護法益が異なり、プライバシー侵害は社会的評価の低下がなくても私生活上の事実の公開自体で成立し得る
  • Cプライバシー侵害は刑法上の犯罪としてのみ規定されており、民事上の損害賠償の対象とはならない
  • D実名で報道した場合に限り、名誉毀損とプライバシー侵害のいずれも成立しない

解説

名誉毀損は社会的評価の低下を要件とするのに対し、プライバシー侵害は私生活上の事実がみだりに公表されないという利益の侵害を問題とするものであり、社会的評価の低下がなくても成立し得る点で両者は異なる。

根拠プライバシー権、肖像権、パブリシティ権、名誉毀損など

← 前の問題次の問題 →
スワイプでまとめて流す