キャリアコンサルティングに関する倫理と法令
キャリアコンサルタントNは、知人でもあるクライアントOから転職支援の相談を受けたが、同時にOから私的な金銭の貸与を依頼された。このときNが取るべき対応として最も適切なものはどれか。
- A金銭の貸与に応じることで信頼関係を強化し、その後も相談支援を継続する
- ✓私的な金銭関係を持つことは多重関係に該当し支援の客観性を損なうおそれがあるため、貸与の依頼には応じず、必要に応じて支援の継続可否を検討し他の専門家への紹介も含めて対応する
- C相談支援とは別の私的な関係であるため、倫理上の問題は生じず通常どおり両方の関係を継続してよい
- D知人である以上、通常のクライアントより柔軟に個人情報を共有してよい
解説
専門的な支援関係と私的な金銭関係を併存させることは多重関係に該当し、客観性・公正性を損なうおそれがあるため、依頼には応じず必要に応じて紹介等を検討すべきである。
根拠キャリアコンサルタント倫理綱領(多重関係の回避)