キャリアコンサルティングに関する倫理と法令
企業に雇用されるキャリアコンサルタントは、社員との面談で知り得た私的な悩みについて、その社員の上司から「業務の参考にしたいので内容を教えてほしい」と求められた。この場面でキャリアコンサルタントが取るべき対応として、最も適切なものはどれか。
- A本人の同意なく、上司の指示であるため業務上必要な範囲で情報を提供する
- B相談内容を適切に加工し、本人が特定できないようにしてから提供する
- C組織の人事部に相談内容をそのまま報告し、その後本人に事後報告する
- ✓守秘義務を理由に、本人の同意なく相談内容を開示することはできない旨を上司に説明し、開示しない
解説
キャリアコンサルタントは相談を通じて知り得た秘密を本人の同意なく第三者に開示してはならない。上司であっても例外ではなく、加工して提供することも実質的な開示にあたるため不適切である。
根拠職業能力開発促進法上のキャリアコンサルタントの秘密保持義務/キャリアコンサルタント倫理綱領