機械(電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理)
無負荷の変圧器を電源に投入した瞬間、定格電流の数倍に達する大きな過渡電流が観測された。この現象の説明として最も適切なものはどれか。
- A変圧器二次側巻線で短絡事故が発生し、大きな短絡電流が流れたものである。
- B負荷側の力率が急激に低下したことにより、無効電流が増大したものである。
- ✓変圧器鉄心内の残留磁束と投入時の電源電圧位相の関係により鉄心が磁気飽和し、過渡的に大きな励磁突入電流が流れたものである。
- D変圧器の絶縁劣化により漏れ電流が増加したものである。
解説
変圧器投入時には鉄心の残留磁束と投入時点の電源電圧位相の組合せによって鉄心が磁気飽和し、定格電流の数倍〜十数倍に達する励磁突入電流(インラッシュ電流)が過渡的に流れることがある。
根拠電気機器:変圧器の励磁突入電流