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財務分析

ある建設業者の当期の完成工事高は前期比で増加したが、売上高対経常利益率(完成工事高経常利益率)は前期より低下していた。この状況の解釈として最も適切なものはどれか。

  • A完成工事高が増加している以上、企業の収益性は必ず改善していると判断できる。
  • B経常利益率の低下は専ら固定資産の増加によってのみ生じるものであり、原価や費用の状況とは無関係である。
  • C経常利益率は完成工事高と無関係に算定されるため、完成工事高の増減とは関連しない。
  • ✓完成工事高の増加率に比べて、売上原価や販売費及び一般管理費等の増加率が大きかった可能性があり、収益性(利益率)の面では改善していないと考えられる。

解説

完成工事高対経常利益率は経常利益÷完成工事高で算定されるため、売上高(完成工事高)が増えても原価や費用の増加率がそれを上回れば利益率は低下する。売上高の増加だけで収益性の改善を断定することはできない。

根拠建設業経理検定試験 出題範囲(1級)『財務分析』- 経営分析(収益性分析:売上高対利益率)

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