労働衛生
事業場の社員食堂を利用した複数の労働者が、同日中に嘔吐や下痢の症状を訴えた。ノロウイルスによる食中毒が疑われる場合の対応として最も適切なものはどれか。
- A症状のある労働者の作業復帰を待たず、通常どおり調理業務に従事させる
- B消毒はアルコール系消毒剤のみで十分であるため、他の対応は不要である
- C症状が軽快した直後から通常業務に復帰させればよい
- ✓保健所へ連絡するとともに、症状のある労働者を調理等の食品を扱う業務から外す
解説
ノロウイルスが疑われる集団発生時は、保健所への連絡と、感染拡大防止のため症状のある者を食品取扱業務から外すことが基本対応となる。ノロウイルスはアルコールへの抵抗性があるため、次亜塩素酸ナトリウム等による消毒が必要であり、早期の業務復帰は二次感染のリスクを高める。
根拠労働衛生管理(食中毒対策に関する一般的知見)