配電理論及び配線設計
ある工場で、各負荷群の最大需要電力をそのまま単純合計して幹線・変圧器の容量を決定したところ、実際に必要な容量よりも過大な設備となった。この事例で生じている問題を説明するものとして、最も適切なものはどれか。
- ✓各負荷群の最大需要電力の発生時刻が異なる(不等率を考慮していない)ため、実際の合成最大需要電力より過大に見積もられた。
- B各負荷群の需要率を考慮していないため、実際より過小に見積もられた。
- C力率を考慮していないため、皮相電力が実際より小さく見積もられた。
- D負荷率を考慮していないため、平均需要電力が実際より大きく見積もられた。
解説
各負荷群の最大需要電力の発生時刻は一般に異なるため、単純合計すると実際の合成最大需要電力より過大になる。この差を補正するために不等率で除す必要があり、それを行わなかったことが過大設計の原因である。
根拠配電理論及び配線設計:不等率の概念