科目A-2(多肢選択式・四肢択一、25問)
組込み機器の通信データを暗号化する方式として用いられる共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の違いに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- A共通鍵暗号方式は暗号化と復号に異なる鍵を用い、公開鍵暗号方式は同一の鍵を用いる
- B公開鍵暗号方式は共通鍵暗号方式より一般に演算負荷が小さく、リソースが限られた機器に適している
- ✓共通鍵暗号方式は暗号化と復号に同一の鍵を用いるため鍵配送に注意が必要であり、公開鍵暗号方式は公開鍵と秘密鍵の組を用いるため鍵配送が容易だが一般に演算負荷が大きい
- D共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式は、いずれも鍵の配送を必要としない方式である
解説
共通鍵暗号方式は暗号化と復号に同じ鍵を使うため処理は軽量だが、通信相手と鍵を安全に共有する鍵配送の問題がある。公開鍵暗号方式は公開鍵と秘密鍵の鍵ペアを用いるため鍵配送は容易になるが、演算負荷が大きくリソースの限られた組込み機器では共通鍵暗号方式と組み合わせて使われることが多い。
根拠シラバス:組込みシステムが用いられる環境条件、情報セキュリティなどの品質要件を実現すべき機能仕様に反映(暗号化方式の特性)