保育の心理学
発達における「臨界期」と「敏感期」の違いに関する記述として最も適切なものはどれか。
- A臨界期は習得の可能性が時期を過ぎても失われない期間を指し、敏感期はその時期を過ぎると習得が原理的に不可能になる期間を指す
- B臨界期と敏感期はまったく同じ意味で、発達心理学では互換的に用いられる
- C臨界期は青年期以降に、敏感期は乳児期のみに生じる現象である
- ✓臨界期はその時期を過ぎると特定の学習や発達が原理的に不可能になる限定された期間を指すのに対し、敏感期はその時期であれば特に習得や発達が生じやすいが、時期を過ぎても習得の可能性が完全には失われない期間を指す
解説
臨界期は刻印づけの研究などに由来し、その期間を過ぎると当該の学習が成立しなくなる厳密な期間を指すのに対し、敏感期は人間の発達においてより一般的に用いられ、特定の学習が生じやすいが時期を過ぎても完全に不可能になるわけではない期間を指す。
根拠発達心理学における臨界期・敏感期の概念