工作機械加工一般(旋盤・フライス盤・研削盤等の各種作業)
フライス削りにおける上向き削り(アップカット)と下向き削り(ダウンカット)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- A上向き削りは、バックラッシュ除去装置がないと使用できない
- ✓下向き削りは、切削力が工作物を送り方向に引き込むように働くため、送り機構にバックラッシュがあると工作物が急激に引き込まれる危険がある
- C下向き削りは、切りくずが仕上げ面に擦れるため上向き削りより仕上げ面が粗くなりやすい
- D上向き削りは、切削熱がこもりやすく工具摩耗が下向き削りより早い
解説
下向き削りは刃先が工作物に食い込む方向に切削力が働くため、送りねじにバックラッシュがあると工作物が急激に引き込まれる危険があり、バックラッシュ除去機構が必要とされる。逆に上向き削りは切りくずが仕上げ面上に擦られやすく仕上げ面が粗くなりやすいが、バックラッシュの影響は受けにくい。
根拠機械加工(フライス盤作業):工作機械加工一般、機械工作法