学科III(建築構造)
ある建築物の耐震性を検討したところ、建築物の重心と剛心の位置が大きく離れていることが判明した。地震時にこの建築物に生じやすい現象として最も適切なものはどれか。
- ✓建築物に捩れ(ねじれ)変形が生じ、剛心から離れた部分に大きな応力が集中しやすくなる。
- B建築物全体が水平方向に並行移動するのみで、ねじれ変形は生じない。
- C建築物の重心と剛心の位置に関わらず、固有周期が一致しなければ変形は生じない。
- D剛性の配置に偏りがあっても、重量バランスが適切であれば液状化が防止される。
解説
重心と剛心の位置が離れていると、地震時の水平力により建築物にねじれ振動(捩れ変形)が生じ、剛心から遠い部分に応力が集中しやすくなるため、偏心を小さくする計画が重要である。
根拠二級建築士試験 学科III(建築構造):耐震設計・耐力壁の配置と偏心