学科III(建築構造)
ある鉄筋コンクリート造の建築物において、施工時に設計で定められたかぶり厚さが確保されていない部分があることが判明した。この状態が放置された場合に生じるおそれが最も高い劣化現象はどれか。
- Aコンクリートの圧縮強度が直ちに低下し、即時に構造耐力を失う。
- ✓中性化の進行が早まり、鉄筋の腐食及びそれに伴うコンクリートのひび割れ・剥落が生じやすくなる。
- C乾燥収縮によるひび割れが完全に抑制される。
- Dコンクリートのアルカリ骨材反応が必ず発生する。
解説
かぶり厚さが不足すると、二酸化炭素等によるコンクリートの中性化が鉄筋位置まで早期に達し、鉄筋の腐食による体積膨張でコンクリートのひび割れや剥落が生じやすくなる。
根拠二級建築士試験 学科III(建築構造):鉄筋コンクリート構造・耐久性