人体の働きと医薬品
前立腺肥大の診断を受けている利用者が、抗ヒスタミン成分を含む一般用医薬品の購入を希望した。この場面での対応として最も適切なものはどれか。
- A前立腺肥大と抗ヒスタミン成分の作用には関連がないため、通常通り販売してよい。
- B抗ヒスタミン成分は排尿を促進する作用があるため、前立腺肥大の症状緩和に役立つと説明する。
- C水分摂取量を増やせば副作用を防げると説明し、通常通り販売する。
- ✓抗ヒスタミン成分には抗コリン作用があり、尿の貯留を悪化させ排尿困難を助長するおそれがあるため、使用の可否について医師や薬剤師に相談するよう説明する。
解説
抗ヒスタミン成分の中には抗コリン作用を併せ持つものがあり、膀胱の排尿筋の収縮を抑制して尿の貯留を悪化させ、前立腺肥大による排尿困難を助長するおそれがあるため、専門家への相談を促す必要がある。
根拠手引き「人体の働きと医薬品」泌尿器系と医薬品の相互作用に関する注意事項