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1級:共通問題(民法・商法・会社法中心)および選択問題(業種別関連法令)

動産を目的とする質権と譲渡担保の違いに関する記述として適切なものはどれか。

  • A質権は民法に規定のない非典型担保であるが、譲渡担保は民法に規定された典型担保である。
  • B質権も譲渡担保も、いずれも設定者が目的物の占有を継続したまま担保権を設定することができる。
  • C譲渡担保は目的物の所有権を移転せず単に優先弁済権を取得する担保であるが、質権は所有権そのものを移転する担保である。
  • ✓質権は目的物の占有を質権者に移転することを要するが、譲渡担保は占有改定によって設定者が占有を継続したまま対抗要件を備えることができる。

解説

動産質は民法に規定された典型担保であり、質権者への占有移転が成立要件・対抗要件となる。これに対し譲渡担保は民法に明文規定のない非典型担保であり、占有改定により設定者が占有を継続したまま担保権者に所有権を移転する形で対抗要件を備えることができる。

根拠民法342条以下(質権)、譲渡担保(非典型担保に関する判例法理)

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