1級:共通問題(民法・商法・会社法中心)および選択問題(業種別関連法令)
株式会社が行う会社分割に関する吸収分割と新設分割の違いについての記述として適切なものはどれか。
- ✓吸収分割は事業に関する権利義務の全部または一部を既存の会社に承継させる行為であるのに対し、新設分割は新たに設立する会社に承継させる行為である。
- B吸収分割では債権者保護手続が必要となる場合があるが、新設分割ではその必要が生じることはない。
- C吸収分割は株主総会の特別決議を要しないが、新設分割は常に特別決議を要する。
- D新設分割によって設立された会社は、その後吸収分割の承継会社となることは認められない。
解説
吸収分割は既存会社への承継、新設分割は新設会社への承継という点が両者の基本的な違いである。債権者保護手続や株主総会決議の要否はいずれの分割類型でも要件を満たせば必要となる。
根拠会社法(会社分割制度)